医療や介護の専門家を講師に正しい知識を学ぶ「みんなの医療・介護 NIC健康セミナー」(新潟日報販売店グループ主催)が9月18日、長岡市の新潟日報社長岡支社メディアぷらっとで開かれました。市民約40人が参加し、かかりつけ医の役割や老化防止の方法について耳を傾けました。
長岡市医師会の草間昭夫会長は、健康情報や服薬の一元管理、医療介護連携など多岐にわたるかかりつけ医の役割を説明。「1人の医者ではなく、一つのシステムとしてかかりつけ医が機能する必要がある」と語り、地域包括ケアシステムや多職種連携の重要性を強調しました。
また、長岡中央綜合病院の富所隆名誉院長は「あなたが作る、健康未来」と題して講演。老化防止のための三つの習慣として食事、運動、コミュニケーションを挙げ、「心の持ち方一つで人は幸福に感じる。ポジティブな思考も大事」と呼び掛けました。
長岡市健康課多世代健康づくり推進室の曽根玲子さんは、年齢を重ねるにつれ、重点ポイントも変わっていくことを紹介し、「生活習慣病などをコントロールし、フレイル(虚弱)予防へつなげることが大切」と述べました。
次回のNIC健康セミナーは10月22日、上越市のオーレンプラザで開催する予定です。
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