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11/14 県福祉保健部長と「けんこうtime推進店」が対談~からだがよろこぶデリキャンペーン~



  健康寿命延伸を目指し、県の基準を満たした「からだがよろこぶデリ」を販売するスーパーと県福祉保健部の松本晴樹部長が意見交換する対談が14日、行われました。玄米の活用などをテーマに、食生活を改善する取り組みの大切さを確認しました。


 県は「健康立県」の実現を目指し、県民運動を展開。その一環として、食塩量やエネルギー量などの基準を満たした弁当や総菜を「からだがよろこぶデリ」と認定するとともに、販売店を「けんこうtime推進店」として登録しています。10月末時点で登録は県内12社の198店、商品は49品に上ります。


 対談は11月30日までのデリキャンペーンに合わせて実施。松本部長が、本年度から推進店に登録された「ナチュレ片山本店」(新潟市東区)を訪問。同店を運営する片山商事の片山政博社長と語り合いました。


 同店はカフェのランチで「豆乳入りスパニッシュオムレツ」「車麩のタレカツ」「旬野菜 豆腐マヨネーズ付き」を提供。主食には食物繊維が豊富な玄米も取り入れています。



 松本部長はランチを味わい「カツはからっとしていて、たれが中によく染み込んでいる。玄米は甘くてもちもちしていておいしい」とにっこり。玄米は体重や総コレステロールなどの減少に効果があり、1日50㌘の玄米を食べることで2型糖尿病のリスクが13%低下するといったデータを紹介しました。


 片山社長は「女性だけでなく男性の意識を変えたい。バランスの良い食事を呼び掛けたい」と力説。玄米には栄養がバランス良く含まれているとし「からだがよろこぶデリをおかずに、玄米を食べてほしい」と話しました。


 2人は野菜をはじめとする本県の食材のおいしさについて意見が一致。松本部長は「素材のおいしさは新潟の強み。薄味は物足りないというイメージがあるが、調味料などの工夫で打破することが大切だ」と強調しました。「中食」需要が高まる中、現代人の多忙なライフスタイルにも触れ、「からだがよろこぶデリを通して『住んでいるだけで健康になる新潟』を目指したい」と話しました。



からだがよろこぶデリキャンペーン

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