(2026/7/7) 当たり前のようにある医療・介護・福祉(以下、医療福祉と記します)が当たり前でなくなりつつあります。最たる原因は、ご存じの通り人口減少と少子高齢化です。世界最先端を突き進むわが国の急速な高齢化は医療福祉需要を急増させ、高齢者のみの世帯を増やしています。深刻なのは働き手人口の減少です。生まれる子どもの数は恐ろしい勢いで減っており、将来の働き手がさらに減少することを約束しています。いずれ高齢者人口も減少するものの、働き手の減少はこれを大きく上回るため、今できている医療福祉は確実に減っていきます。医療福祉だけではありません。働き手の減少はすべての仕事に大きな影響を及ぼします。運転手が減ってバスの運行が減る状況と同じです。 JA新潟厚生連佐渡総合病院 病院長 佐藤 賢治 進む医療福祉の縮小 当たり前にあった医療福祉が縮小あるいは撤退すると聞かされれば、住民は不安になるで